国家資格とは、国で定めている法律によってそれぞれのジャンルの個人の知識や能力などを判断して、それでいて特定の仕事に就くことが認められる資格のことを言います。
法律で、ある一定の社会地位が付きますから、国家資格を持っているということは、社会の信頼度がアップすることにもつながります。
たとえばどんな資格が国家資格になるのでしょうか。
国家資格は色々とジャンルが法律によって分けられています。
業務独占資格と言って、国家資格を持っている人以外が、携わってはいけない国家資格があります。
弁護士や公認会計士、司法書士といった仕事には国家資格保持者でなければつくことができません。
そして名称独占資格という国家資格もあります。
これは国家資格を持っている人以外は、その名称を名乗ってはいけない資格のことで、保育士や中小企業診断士などがそれにあたります。
他にも国家資格としては、設置義務資格と呼ばれるものがあり、設置義務資格とは、特定の業務を行っている場合に法律で設置しなければいけないと義務化されている資格のことになります。
たとえば宅地建物取引主任者などがそれにあたります。
このように、色々と国家資格と一言で言っても手軽に取得できるものから、難易度が高いもの、そしてジャンルなどが色々と違っていますので、国家資格取得を目指そうと思っている人の場合には、まずはどんな種類の国家資格があるのか、把握しておく必要があるのではないでしょうか。